何度も、何度も、繰り返し学ばねば、真理を掴むことができない! と、知った人は、宇宙の深み、神の深み、本当の自分の深みを知った人です。宇宙の深みは、底無しです。どんなに知ろうと思っても、永久に知ることができないのが宇宙です。なぜなら、宇宙は、無限だからです。無限の宇宙を、どうして知ることができましょうか? ということは、本当の自分も永久に知ることができないということです。でも、それで良いのです。もし、知ることができたら、宇宙は、神は、本当の自分は、有限になってしまうからです。有限とは終りがある、頭打ちがある、という意味ですから、そんな有限な宇宙を知ったって虚しいだけです。
このように、知っても、知っても、知り尽せないのが、宇宙です。だから、覚者は、謙虚にならざるを得ないのです。かく言う私も、まだ、何も知っておりません。ただ、「そう言う宇宙である!」ということを知ったまでです。では、なぜ、知り尽くせない宇宙を知ろうとするのでしょうか? それは、究極の幸せが欲しいためです。永遠に掴めない宇宙こそ、究極の幸せの源泉だからです。
この世のチッポケな幸せで、満足しないでください。永遠に尽きない、永遠に色あせない、究極の幸せを求めてください。この本を読んでいる、あなたは、そのことが理解できる魂だと思います。
真理の旅は、永遠に続きますが、どうか、嫌がらず旅を続けてください。