良くなる苦しみを悪というでしょうか?。それは悪とはいいません。私達は病気を毛嫌いしますが、病苦があるから成長できるのです。
良く大病して人が変わったといわれますが、それは病気から何かを学んだからです。転んで痛い目をみた人は、必ず何かをつかんで起き上がるものなのです。だから病気は悪では無く善なのです。反対に、悪なる善も善とはいわないのです。例えば、甘やかしや過保護は人を駄目にします。これは悪なる善であります。だから悪なる善も善とはいわないのです。しかし、それも善なのです。なぜなら、悪を体験させる善は、悪の体験によって善を知るから、それは善なのです。そして、その善も善では無く悪なのです。
善は悪に転換するし、悪は善に転換します。善と悪は循環して完全になるのです。ということは、この宇宙には完全しか無いことになります。
だから、
すべて善し!、すべて善し!、すべて善し!、なのです。
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